番外編を更新しました。残念ながら今回はこれで、完結扱いとなりました。もう1話書きたい気持ちはありましたが、夏休みが終わってしまったので、これ以上伸ばしたくないと断念しました。一応自分も、夏休み期間に更新する予定でしたし、今のところ書きたい内容もなかったので。
さて今回は、第二王子の視点となりました。勿論、これが初登場のキャラになります。王太子とは母親違いの兄弟ですが、とても仲の良い関係です。だからこそ、兄の本性も十分に理解しているようで、兄が腹黒いことも知っています。まあ、本人も最後に語っている通り、姉も弟も王族としての表と裏を、持っているんですが。王太子はそれ以上に…と、いうところでしょうか…?
エーミやサミュエルだけの話ではなく、ユーリも元隣国の王女ですから、王太子妃もまた生粋の王族なんですよ。見かけは鈍いように見えても、普通にしっかりしているだけに見えても、裏表を分けているところはありますね。処罰を与える時は、容赦ないのかもしれません。ある意味では、王族の血筋の強いフェリシアンヌより、非情な面もあるかも。フェリシアンヌは王族というよりも、親族であるだけなので……
本編で書けないような話を、また書きたくなった時には『完結』を一時停止し、更新しようと思います。今回はこれにて終了と、させていただきます。