新作の自作小説『誰得なしの聖女召喚』、自分では略して『誰得』と呼んでいますが、やっと本日第2話を投稿することができました。本来はもう少し早く更新する予定でしたが、実は…突然入院することとなってしまい、暫く更新することができませんでした。今年になる前から、親族の不幸などが重なって、色々と心労もあったようなのですが、今年になってからは体調不良もあったりと、気分も落ち込んだりして書けない日々もありました。本当に辛かった……

今もまだ完治したというわけでなく、通院などで忙しく過ごすことになりそうです。先月から何とか投稿も再開できて、体調も改善してきたと思っていた直後、入院してしまった…というわけです。今年はついてないというか、最悪というわけではないので、ついていたと言うべきか……

さて、『誰得』は『だれとく』と読みます。誰も得をしないという、意味を含んでいます。結果的には、聖女召喚は誰も得をしなかった、ということです。聖女召喚をすることで、自らの世界を救っていた異世界も、主人公の起こす波に巻き込まれ、最終的には聖女召喚をすると損をする、という流れのストーリーになっております。

今のところ主人公の名前が出ていませんが、別に何か意図したわけではなくて、偶々出さないまま書き進めていたら、あっという間に2話まで進んでいたんです。然も、王様以外は誰も名乗らないので、主人公も名乗る気もなかったことから、名無しのまま進んでいきました。多分次回も、出てこないかな…

主人公の名前が暫く出ないのは、前代未聞の始まり方だと思いますが、主人公視点で話が進んでいくので、特に不便ではありませんでした。小説紹介に「後悔させてあげましょう」とある通り、主人公が異世界人たちにギャフンと言わせる、これがメインとなります。最終的には『誰得なし』と思わせれば、主人公の勝ちなのですが…果たして、どうなることやら……

復讐劇でもありながら、スカッとしてクスっと笑えるような、展開を目指したい。今のところ怒りしかない展開でしたが、次回はちょっぴりスカッとする展開に、なりそうです。今後は笑えるような場面も、少しずつ出てくる予定です。

他の自作小説も更新を続けていきますので、もう暫くお待ちくださいませ。