今回、基本的には前回の続きですが、時間軸を多少前後させて書いています。最初は時間通りに書いていて、途中で追加で書きたい内容ができたので、態と前後させたわけでして。男子2人の口論の部分は、次回に続く…という形式になります。
この小説を書き始めた当初から、男子をもう1人登場させるつもりでしたし、そろそろ転機に差し掛かるところですので、高峰君のライバルっぽい形で登場させました。何方かと言えば、高峰君が勝手に嫉妬しているだけで……
高峰君の人物像は、ヤンデレではありません。ちょっと腹黒っぽいですけど、好きな相手を閉じ込めたり虐めたり、自分の支配下に置こうとするなど、そういうタイプではないですね。敢えて言うならば、計画性がありまた実行力もある為、支配ではなく誘導し自ら選ばせ、自分もまた相手に合わせていく、そういう囲い込むタイプでしょうね。
彼により、徐々に囲い込まれている彼女。気付いた頃には逃げる気も、なくなっているかもしれません。彼も一歩間違えば、ヤンデレになっていたのかな…。彼自身がそこまで心に闇を抱えておらず、自分に自信を持っているのもあって、ヤンデレにはならに済んだとか…?