『君騎士』も漸く、メインの内容へ入ることができました。自作作品では連載期間が一番長くなりますが、連載を続けほど大変と言いましょうか…。物語の内容も被りやすくなり、マンネリ化にもなりやすいので、その点に気を付けながら執筆しています。
今回は部活に焦点を当て、ピックアップしてみました。物語当初から、葉月を入部させる気はありませんでしたが、見学させたいとは思っていましたので、先に登場した同じ立場の転入生の諒に、同じクラスになってもらい、入部の勧誘をさせた次第でして……
小説の中では、夕月が葉月の入部を歓迎せず、葉月も入部を希望していないという、理由を通していましたが、筆者自身にも入部させたくない理由が、ちゃんとあるんですよ。まあ、それは部長の諒の立場からも見ても、似た理由になりますが。
先ず第一に、男装した夕月の存在が薄れる。第二に、イケメン男子役=ヒロインの相手役となる為、今はイケメン3人組が居ることもあり、これ以上のイケメンは要らない。第三には、ただでさえメインキャラとして、夕月とは切り離せない状況なのに、部活での2人の演技や立ち位置を書き分けていくのは、非常に困難だと感じた。
以上、これ等のことを考慮した上で、入部させないこととしました…。第一と第二に限っては、部長だけでなく夕月も考慮していたようです。第三に関しては筆者の都合上ですし、これ以上の部活動の詳細な内容を書く気がなく、楽な方を選択したとも言いましょうか……
次回は、あともう少し葉月に見学をさせてから、次の話題へと移る予定です。